Renato D'Agostin - レナート ダゴスティン は 1983 年イタリア ベニスに生まれます。
彼の母親が手に入れた象の写真に心奪われた彼は、父親のニコンのカメラをもらい地元の写真クラスに参加します。そこで 思いがけずして彼は写真に魅せられ、写真家を志しました。
こうして写真家としての道を歩み始めた彼は、ベニスで活動していくなかで、彼は生活の様々なシチュエーションを捉える好奇心を養っていきます。 ありきたりな日常のワンシーンや、有名な建築物などをあらゆる角度から捉え、まるで他の何かであるかのように表現しています。
イタリアで数年間仕事をした後、より自分のスタイルを探求するため ニューヨークに渡りました。ニューヨークでのダイナミックなシティライフのなかで、彼は独自のスタイルを確立していきます。そして今現在はブルックリンを拠点として活動しています。
彼の作品のほとんどがミニマリストのようにブラック / ホワイトで構成されています。 実際の写真から被写体を強調させることで、彼は私たちが知覚する空間 を全く別物へと変え、彼の作品を見る者に新しいイマジネーションを抱かせます。彼は私たちが当たり前のように見てきたワンシーンを新鮮でユニークに表現しているのです。